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アトリウムミニステージ

7月30日、練馬区本庁舎内・アトリウムミニステージにて行われた岡野雅一氏の演奏会に伺いました。

当日の昼下がりは体感37度、私は着席できましたが満席で立見席が出るほどの人気でした。

隣の席のお二人連れはプログラムに目を通しながら『この方2度目よね』とお詳しい!皆さまがコンサートを楽しみにしていらっしゃるのを感じました。

岡野さんは1曲ずつ演奏される前にお話をされます。
曲により『祈る気持ちで弾きます』や『皆さまも楽しかった時のことを思い出して聴いてくださったら』と曲に込める気持ちが演奏と共に伝わって来ました。

オーディエンスの皆さまには有名でご存知の曲であったとしても、魅力的なギターの生演奏の調べに新たな感動を覚えたことと思います。
演奏会場の衝立の向こうから時折、役所らしいアナウンスがかすかに聞こえるそんな公共のスペースの一角で、気軽にしかしながら贅沢なひと時を過ごしました。

岡野さんの演奏前の自然な語り口を聴いていますと、範彦には不得手なコンサートスタイルだなと思いました(笑)。
また範彦はコンサート会場のステージ上であれば自然体で演奏できるけれど、それ以外の会場でお客さんが近い場合などは緊張するようでした(汗)。

コンサート後には思いがけない出来事がありました。それは岡野さんが当日弾かれた楽器の製作者、栗山大輔氏をご紹介頂けたことです。
岡野さんの演奏に感じた『端正で美しい音色』は栗山氏とのお話により、一層深いものに感じられました。