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範彦没後22年となります

春一番も吹き、本格的な春が待ち遠しい頃となりました。遅ればせながら本年もどうぞもよろしくお願いいたします。

範彦の命日は正確には2月29日です。先日はお弟子さんご夫妻からお声がけ頂きご一緒にお墓参りをしました。その日は午後から気温が上がり、南風にお供え頂いた華やかなお花は揺れて、墓前では範彦の笑顔も見えるようでした。

線香の煙たなびく中、範彦と一緒に墓に眠る祖先のことに話がおよびました。父親から良質な筋肉を、母親からはしっかりとした体幹と豊かな感情を授かって恵まれていたのではないかという推察になりました。地元では有名だった宮大工の祖父からは手先の器用さを。祖母は三味線の名手だったと聞いています。まさに弦楽器ですので、その爪や指の伸びやかさを受け継いだのかと想像にいとまがありません。

命日に先立ち、お弟子さんが範彦の思い出をメッセージで寄せてくださったのですが『習った曲を弾いていると範彦に叱られているような気がすることがある❕』そうで、しかし『その言葉が聞こえてくる限りは渡辺先生は死んでいないと思います』と書いていらっしゃいました。別のお弟子さんは『師匠が自分の身体の一部になっています。渡辺師匠にしっかりレッスンを受けた方はそうだと思います』とその言葉には真実味があふれていると感じました。

お墓参りの後は喫茶店にて美味しいケーキと珈琲をいただきながら、範彦の思い出話は尽きません。当時のお弟子さん方は今全国にいらっしゃって、お仕事のー線から離れるご年齢となり再びギターを弾いている方が多いと聞いております。YouTubeで懐かしいお顔と演奏を拝見することがあり感動いたします。範彦は演奏家としてだけでなく多くのお弟子さんを熱心に教えました。レッスン後に皆さんと行った”深夜”の”すかいらーく”でのひとときも範彦は楽しみました😊